インドに行ったことがある人もない人も、インドに対するイメージってある程度似ているのではないかと思います。
牛が街を歩いていたり、バザールの人の多さや、リキシャ―や車が縦横無尽に走る道路・・・
それはやはりインドのもっとも印象的な光景には間違いありませんが、
インドにはあなたがまだ知らない驚くべき光景や文化が山ほどあります。
ここでは、そのほんの一部を紹介したいと思います。
1.ヒンドゥー教徒の一大巡礼行事、クンブメーラは宇宙からも見える
3年ごとに開催されるヒンドゥー教の大規模な巡礼行事、クンブメーラでは、期間中に
1億人もの人々が開催地であるヒンドゥー教の聖地を訪れます。
そのあまりに大きな巡礼者たちの群衆は宇宙からも確認ができるそうです。
2.シャンプーの概念はインド発祥
シャンプーという行為は、インドで昔ハーブを使って頭をマッサージしていたことが起源といわれています。
「シャンプー」という言葉は、インドの古代語サンスクリット語で
「マッサージをする」という意味の「チャンプ―」という言葉が由来になっているといわれています。
3.インドは世界で2番目に多く英語話者を有する国
インドはアメリカに次いで、世界で2番目に英語話者が多い国です。
約1.3億人が英語を話すとされていますが、この数字は全人口のたったの10%に過ぎません。
この数は今後ますます増えていくことが予想されます。
4.インドは世界で最初に砂糖を食した国
サトウキビから砂糖を抽出して、精製する手法は1世紀前後にインドで発明されました。
その後、各国にその方法が伝わっていきました。
英語の「Sugar」も、サンスクリット語でサトウキビを意味する「Sarkara」が語源とされています。
5.インドには人間計算機がいる
インド人のシャクンティア・デーヴィーさんは
7,686,369,774,870×2,465,099,745,779というランダムに抽出された
13ケタの数字の計算を28秒という驚異の速さで正確に暗算し、「人間計算機」の称号を得ました。
小学生が2ケタの掛け算を暗算でできるのがデフォルトのインドが生んだ頭脳の極みといえそうです。
どうでしょうか。みなさんの知らないインドの事実、見つけることができましたか?
典型的なインドのイメージだけにとどまらない、インドという国の奥深さを垣間見ることができたと思います。
みなさんもぜひインドを旅して、知られざるインドの魅力を発見してみてください。